Bon Weekend!ニューヨーク産ワインの魅力を伝えるプロフェッショナル

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吉戸三貴吉戸三貴 Miki Yoshido

Bon Weekend!ニューヨーク産ワインの魅力を伝えるプロフェッショナル

今回のBon Weekendは、ニューヨークとブドウの香りがするインタビューになりました。ゲストは後藤芳輝(ごとう・よしき)さん。ニューヨーク州産のワインにこだわり、日本でその美味しさを広めるために活動しているワインのプロフェッショナルです。

 

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—ワインの知識があまりないこともあって、「ニューヨーク」と「ワイン」というキーワードがあまりつながりませんでした。

 

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最初は、ほとんどの方がそうおっしゃいます。そもそも、ワインがつくられていることを知らないという方が多いですね。初めて飲んでそのクオリティーの高さに驚く、という感じです。ニューヨークというと、大都会、マンハッタンというイメージが強いかもしれませんが、実は、とても広大な州でワインづくりに適した土地もたくさんあります。そこに、豊富な資金や人材、情報が集まってくるので、産業としての成長もとても速いんです。

 

—後藤さんは、最初からNYワインに関わるお仕事をされていたんですか?

 

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ワインとの出合いは偶然でした。大学卒業後、渡米してNYに14年ほど住んでいたのですが、仕事はワインとは関係ないものばかりです。はじめが極真空手の指導員、その後、商社に転職して貿易業務に携わりました。帰国を考えた時、「日本でもニューヨークと関わる仕事がしたい」と思い、リサーチをする中でNYワインと出合ったんです。友人にすすめられて、直感的に面白い! と感じました。日本ではまだあまり馴染みがないですが、アメリカでは評価が急速に高まっていますし、僕自身、初めて飲んだ時に美味しさに感動しましたから。そこで、NYワインに特化したワインの輸入業を始めたんです。

 

—様々なキャリアを経て、今のお仕事があるんですね。私も含めて、まだ飲んだことがない人も多そうなNYワインですが、他のワインとの違いや特徴を教えてください。

 

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NYワインを一言であらわすなら「エレガントなワイン」でしょうか。飲み心地が良く食事にも合わせやすい、都会的で洗練された味わいが魅力です。生産者の多くは、目と舌の肥えたニューヨーカーたちをターゲットにしていますから、彼らを驚かせ楽しませるワインをつくろうと必死です。産地としては新しく生産量もあまり多くないですが、だからこそ自由に変わり続けられるという点が大きな魅力です。

 

- 表参道には、カップケーキやパンケーキなどNY系のスイーツショップができています。その流れで、ワインもブームになりそうですか?

 

そうなることを期待しています。ニューヨークは街全体に特別な魅力がありますから、関心を持ってもらえるきっかけが増えていることは嬉しいですね。「とりあえず、ワイン」という飲み方ではなく、ニューヨークという街の雰囲気や旅の思い出を感じながら飲むといった楽しみ方をしてもらえたら素敵だなと思います。一過性のブームではなく、長く愛され飲まれ続けられるように、着実に広めていけたらと考えています。

 

—飲んでみたい! という人のために、今おすすめのNYワインがあれば教えてください。

 

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ブルックリンの街のど真ん中で醸造・販売をしている「ブルックリン・ワイナリー」が面白いですね。ブドウも州内で購入したものを使っています。ワイナリーもラベルもスタイリッシュですよ。生産量が少なく、ほとんど併設のレストランで売り切ってしまうのですが、少量だけ弊社で輸入しています。フレッシュな果実味と酸のバランスの取れたシャルドネで、若い人たちに特に人気があります。NYワインを扱っているレストランも徐々に増えてきていて、東京だとアメリカ系の高級レストランやオーナーがニューヨークにこだわっているお店などで楽しむことができます。購入してホームパーティーなどで飲む方も多いです。

 

—エレガントで洗練されたワイン、お話を伺ううちに試してみたくなりました。ご自身も週末にNYワインを楽しむことはありますか?

 

自宅でNYワインを飲む時は白の「リースリング」という品種を選ぶことが多いです。食事に合わせやすく、和食との相性も良いんですよ。ニューヨーク州のフィンガー・レイクスは世界的なリースリング産地として注目されています。キリッと冷やすと美味しいので、夏にビール代わりに飲むのもおすすめです。

 

ニューヨークとワインにこだわる後藤さん。今後の夢は、ワインを切り口に日本とニューヨークの架け橋になるような仕事を形にすることだそうです。ワインを飲み物のひとつとしてではなく、街の象徴やライフスタイルの一部として捉えるという考え方がとても新鮮でした。これまでも、ワインをボトルのデザインで「ジャケ買い」をすることはありましたが、今度は「街(産地)買い」を試してみたいと思います。

 

それではみなさん、素敵な週末を!

 

後藤芳輝(ごとう・よしき)

「GO-TO WINE(ゴートゥー・ワイン)」代表。2013年よりNY州産に特化したワイン輸入を開始。NYワインに特化しているショップは日本ではまだ珍しい。14年間の在住経験とネットワークを活かして、日本でNYワインを普及させるために奮闘中。

http://gotowine.jp/ 

 

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吉戸三貴

吉戸三貴 Miki Yoshido

コミュニケーションスタイリスト。パリ留学、美ら海水族館広報、PRプランナーなどを経て、表参道で起業。ブランドPRや女性の悩み相談など、様々なコミュニケーションの課題解決をサポートしている。得意分野は、コミュニケーション(恋愛・仕事)、働く女性、ライフスタイル、仕事術など。 著書 『心に残る人になる たった1つの工夫「ありがとう」の手書き習慣』

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