レゲエの本場!ジャマイカで活躍する日本人プロデューサー「GACHAPAN RECORDS」インタビュー

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北野 啓太郎

レゲエの本場!ジャマイカで活躍する日本人プロデューサー「GACHAPAN RECORDS」インタビュー

映画業界で例えるなら「ハリウッドで監督をやっている日本人」。業界は違いますが、そんな勢いでレゲエの本場ジャマイカで、音楽プロデューサーとして活躍している日本人がいるんです。

北海道出身のリディム・メーカーGACHA(写真:左)と、奈良出身のプロデューサーPANCHO(写真:右)。そんな2人の日本人コンビが立ち上げた音楽レーベルが「GACHAPAN RECORDS(ガチャパン・レコーズ)」です。

 

GACHAPAN RECORDSより、一時帰国中のプロデューサーPANCHOへインタビューを行いました。

 

Q. かつて自分たちのような人はいた?

いないと思います。自分たちは本国ジャマイカでのヒットを目指しています。GACHAPANほどジャマイカのシーンに入り込んで勝負している日本人はいないでしょう。

自分たちは現在4年目。2009年の1月から活動を続けています。

 

Q.ジャマイカってどんな国?

カリブ海に浮かぶ常夏の島、レゲエの国です。ただし、殺人犯多め。すごく治安が悪いです。一部の観光地では金持ちの旅行者向けに整備している地域もありますが、それはほんの一部で、スラム街的な面が本当のジャマイカです。

 

Q.レゲエってどんな音楽?

ジャマイカの音楽。ダンスホールと呼ばれる、カリブを代表するダンス・ミュージックですよね。ボブ・マーリーの時代とは違って、危険な香りもしつつ、セクシーな面もあり…。カリブやアメリカはもちろん、ヨーロッパ、アジアなど世界からも支持されている音楽です。

 

Q.ジャマイカで苦労したことは?

やっぱり言葉の問題ですね。アイデアは頭にあっても、アーティストに細かいニュアンスを伝えるのは難しい。あと、ジャマイカは、人と人というか、顔と顔の信頼感もかなり必要なんで、常にパワーが必要なんです。

例えば、金メダリストのウサイン・ボルトでさえ、舐められたりもするんです。彼はダンスにもよく遊びにくるのですが、MCが「ボルト好きな奴は手を上げてくれ〜!」なんてマイクで叫んでも、 本人がいるのに反応はチラホラなんてことがあります。

ジャマイカンは日本人のような気遣いが少なく、思ったことをズバズバ言うのでオブラートがない感じです。基本的には優しいんだけど、わびさびを知ってる日本人がやって行くにはタフさが必要です。

 

Q.プロデューサーになってわかったことは?

人がいないと何もできない。自分一人じゃ何もできない。

 

Q. ジャマイカへ行ってみたい人にアドバイス!

行くべき! 行ってみたいと思ったら行くべきです。なぜならそれはジャマイカが呼んでいるから。

 

PANCHO (GACHAPAN RECORDS)

 

インタビューを終えて。

「誰もやっていないからやらない」「前例がないから無理」。レゲエやジャマイカに興味がない方でも、そんな彼らから学べることはきっと多いはず。自分が 「これだ!」 と思う業界や物事に対しては、誰にも負けないアイデアと行動力を持って突き進んで行きたい。

GACHAPAN RECORDSの曲から、そんなパワーも受け取ることができるだろう!

Cause tell them who jah bless
なぜなら 神様からの恵みを受けてる人を
Tell them nun a them no curse
誰も止めることはできない
Tell them nun a them no curse
誰からもディスされることはないんだ
Yea and who jah bless they will never see the worst
神様からの恵みを受けている人は最悪の結末に終わることはない
Know them never can see the worst
最悪の結末になることはないんだ
(Who Jah Bless / G-Whizz より)

 

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北野 啓太郎

ライター、エディター。音楽系ウェブマガジン編集長を経歴し、現在、業界・世代の枠を越えたフィールドで、より沢山の人に楽しさや勇気を伝えるべくフリーランスとして活動中。[Like] レゲエ、物書き、映像編集、写真、Mac。(1973年生まれ。大阪出身、東京在住) ブログ Swingin' Thinkin'

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