休みの日は書を捨てよ、町へ出よう。いや、やっぱり書を読もう

まとめ

 

エンタメウス編集部エンタメウス編集部

休みの日は書を捨てよ、町へ出よう。いや、やっぱり書を読もう

大層偉そうなタイトルを付けてしまったが、本記事で紹介させていただく内容は、休日に無料で読める、オススメ本の紹介である。

まあ、なんということはない「青空文庫」である。 

すまない。あまりに有名な「青空文庫」である。 

なんだか偉そうに紹介しているが、皆知ってるよね。「青空文庫」である。 

しかしながら、膨大な数のライブラリを有するこの青空文庫。

ただ、あまりに膨大過ぎて食指が伸びない方も大勢いると思う。

 

どれを読んで良いか、なかなか分からないよ。

検索するのが面倒くさいなあ。

 

という方もいるだろう。そんな方に少しでも新しい楽しみを発見するお手伝いができればと思い、不肖、私めが、休日を後悔のどん底に叩き落とすが光り輝くようなとっておきのオススメ書籍を紹介したいと思う。

 

 ソビエトロシアではドストエフスキーがあなたを読む!

ドストエフスキー

ロシア帝国だろう。というのは置いておいて、最初のオススメはフョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー著

 

カラマゾフの兄弟

 

をオススメしたい。ロシア文学の最高峰『罪と罰』と並ぶ彼の超大作である。
何と言っても登場人物の名前を覚えるだけで休日が丸一日つぶれるという超大作である。代表的な登場人物だけでも

 

  1. フョードル・パーヴロウィチ・カラマーゾフ
  2. ドミートリイ・フョードロウィチ・カラマーゾフ
  3. イヴァン・フョードロウィチ・カラマーゾフ
  4. アグラフェーナ・アレクサンドロヴナ

 

等々、お手軽にカタカナのゲシュタルト崩壊を楽しむ、入門書としても最適である。

 もう全員ピロシキでいいじゃねえかと叫びたくなる。

 頭の中で完全なる人物相関図を完成させたなら、物語がとても面白くなってくる。休日を使い、味わい深く読み終え「最高にホラーショーだぜ!」と、すっかりロシア文学に魅せられたなら、さらなる絶望が君を襲うはずだ。

 なぜなら、青空文庫では、いまだ『カラマゾフの兄弟(上)』しか出ていない。せっかくだし、中巻も下巻も買おう。

 

 

蒲鉾じゃないよ。蒲団だよ。

 田山花袋

次は私の出身地でもある群馬県が生んだ誇る文豪、田山花袋著

 『蒲団

 を推したい。当時の文壇に衝撃を与え、いろいろなところでオススメされているが、簡単に説明すると、エロ小説である。

 

 とある作家が、妻子ある身ながら女学生を弟子に取り、その娘を手込めにしようとしたところ、実は女学生には恋人がおり、そいつが彼女を追いかけて上京して来たものだからもう大変

「こりゃ彼氏に渡す訳にはいかん」

と非常に大人げない発想で自宅の2階に女学生を住まわせ監視、カジュアルに軟禁。

しかし、障壁があると燃え上がるのは恋愛の常である。2人の仲は止まらない。

最終的に逆ギレした作家は、女学生を破門する。

そして自分が破門したくせに女学生のいない虚無感にとらわれ、彼女の蒲団のにおいを嗅いで興奮する。以上、適当なあらすじ。

 

という、どうしようもない性癖を持ったただの変態作家のお話である。

男としては涙なしでは読めない超感動巨編である。

こういった趣のあるエロをゆっくりと嗜む。というのが情報過多の今の日本人には大切ではないだろうか。

 

自称天狗の狂気

 孤高のダダイスト辻潤

最後は辻潤著

 『錯覚した小宇宙

 をオススメする。日本におけるダダイズムの中心人物として名高い彼の、日本人のあまりに常識的なのを軽蔑したいと言いながら、妖怪変化やテレパシーを語ってしまうところにまず狂気を感じる。

 短く、簡単に読めてしまう作品ながらも、特筆すべきは今の時代に読んでも「なるほどなあ」と思ってしまう程の、辻潤の感性の鋭さ、知覚の鋭敏さである。

 さすが2階から「俺は天狗だぞ」と叫びながら飛び降りたり、パーティー会場で「クワッ、クワッ」と言いながらテーブルの上を駆け回り、やがて精神病院へ入院し虚無僧姿で放浪していただけのことはある。

 

終わりに

かなり駆け足の説明になってしまったが、この他にも青空文庫には素晴らしい名作がたくさんある。本当はスイフトの

『アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案』

をオススメしようと思ったのだが、内容的にしゃれにならない場合があるので、泣く泣く割愛したのは内緒だ。

また機会があったら他の作品も紹介しようと思う。皆さまの休日の大事な時間が、少しだけ面白くなっていただけたらこれ幸い。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

参照元 青空文庫

 

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