沖縄で唯一の電車!沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗っておもしろ各駅停車の旅【特別編】

 

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沖縄で唯一の電車!沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗っておもしろ各駅停車の旅【特別編】

こんにちは。今回の3部作がやっと終盤に差しかかり終わりが見えてきてホッとしているライターのmiya-nee(ミヤネエ)です。

ゆいレールの旅も残すところあと3駅となりました。今回の旅は私自身も知らなかったことが多く、ある意味有意義な時間となり、知識となり。那覇の町もゆいレールも捨てたものではありませんね。今回の特別編は前編、後編からの続きとなります。ぜひ【前編】【後編】からご覧ください。でないと一部、話が通じませんのであしからず。

 

特別編スタート!市立病院前駅~首里駅の各駅停車の旅

今回はなんとか順調に散策が進んでおります。特別編では首里の城下町にふさわしい史跡・旧跡探訪を中心にお届け。ぜひオススメしたいコースを盛り込んで最後の特別編スタートです。

 

13.市立病院前駅

市立病院前駅 周辺マップ

ゆいレールの支柱が一番高い場所がこの市立病院前駅付近。そして駅前には那覇市立病院しかない!?そう思い込んでいたのですが、なんとか観光名所につながりそうな公園を発見。その名は末吉公園。しょうがないのでこの公園を散策してみましょう。駅からはものすごい急坂なので頑張ってください。行きは上りです。

 

ところがビックリ仰天!末吉公園がすごかった

駅から徒歩4分41秒で末吉公園の入り口に到着。高台にある見晴らしの良い公園で2月は桜観賞、6月はホタル観賞ができることでも有名。普段は散歩する人々がいたり、週末は家族連れが遊びに来たりする「普通の広い公園」そう思ってました。

 

末吉公園01

大通りから公園敷地内へ入るとそこには広場があり那覇市内が展望できます。そして広場のあちこちに不思議なオブジェを見かけます。

その後、公園敷地内の右側を奥へ奥へと入って行きました。(MAPの3)

 

末吉公園02

なんとそこにはジャングルが!?木が多い茂っています。大きなクワズイモもなぜかジャングル化に貢献。

 

末吉公園03

割ときれいに整備させていてどの道もほぼ問題なく歩けると思います(仮定)。

 

末吉公園06

道は至るところに別れ道があり「この道はどこに続いているの!?」と思える怪しい道も。

 

末吉公園04

しかし進んでみると意外や意外。別の公園出入り口にたどり着いたり、結構歩けてしまうんです。た、たぶん。

そしてさらに奥へ奥へと進んでいくとなんと史跡を発見。

 

末吉公園05

赤い朱塗りの「末吉宮」と大きな亀甲墓の「宜野湾御殿の墓」。周囲の雰囲気といいかなり見応えあります。ただし、史跡までの道のりは結構険しいので心してください。史跡への近道は公園敷地内の左側を奥へと入っていくのがオススメ。

 

散策してみるものですね。ジャングルがあるわ、史跡はあるわ。この公園はまさにビックリ仰天。そして最後に、この公園奥を歩く際の注意事項が2つ。薄暗い日には決して歩かないでください。一人で散策はしないでください。別に薄暗い日でも一人でも大丈夫なんですが、かなりのチャレンジャーになります。それはなぜかって?風の音がヒューなんて聞こえると背筋がゾクっと!?御嶽などの聖地があるので雰囲気全開なのです。

 

14.儀保駅

儀保駅

住宅街に多くの史跡が存在する首里城下町の儀保駅周辺。各史跡・旧跡には説明書きの看板があり、住宅街のあちこちには花やフルーツの説明看板もありました。

 

城下町ならではの旧跡探訪してみよう!

儀保駅周辺の史跡マップ

宿道の入口 宝口桶川の入口

宿道入口の儀保交差点(徒歩:1分29秒)
現在は宿道の雰囲気が全くない、なさすぎる。

宝口樋川の場所を示す石の標識(徒歩:2分27秒)
ここから入ると宝口樋川はすぐそこ!一歩細道へ入るとガラリと雰囲気が変わります。これぞまさに城下町です。

 

紙漉所跡 ハベル橋

紙漉所跡(カミスキジョアト)と儀保ガー跡(徒歩:2分36秒)
昭和初期まであった紙漉所の跡地。儀保ガーの「ガー」とは実は井戸のこと。

ハベル橋(徒歩:2分37秒)
真嘉比川の上に架かる橋。小さな橋だがレトロな雰囲気を持ちます。

 

宝口桶川

紙漉所跡から奥へ進むとなんとも怪しげな道。ここで小さな虫の集団に絡まれます。

宝口樋川(タカラグチフィージャー)
相方積みの石垣で、昭和初期に作られた樋川。かつては儀保川樋川(ジブガーフィージャー)と呼ばれ横には涼しげな滝が流れます。すぐそばは住宅街なのに一瞬で山中に入ったような別世界。夏場は虫の集団に注意!そして水質は悪いです。

 

加良川 玉城朝薫生家跡

加良川(カラガー)
大きなガジュマルに囲まれた玉城朝薫生が産湯をつかったと言われる井戸。なかなか雰囲気あります。

玉城朝薫生家跡
玉城朝薫生(たまぐすくちょうくん)とは沖縄の伝統芸能「組踊」の創始者。

ここへ行くまでに道に迷い同じ場所をくるくる歩きます。なのでここからの徒歩時間掲載は涙を呑んで割愛します。

 

松山御殿跡 ラフォンテ

松山御殿跡(マツヤマウドゥンアト)
琉球王国最後の国王尚泰の四男尚順の屋敷跡。現在は敷地の一部にイタリアンレストランのLa fonte(ラフォンテ)が。ここのピザがおいしいこと!土日のランチビュッフェはなんと赤白ワインが飲み放題。途中休憩にも最適です。

 

指司笠桶川の入り口

現在、尚家の敷地内にある佐司笠樋川(サシカサフィージャー)の入り口。「拝みをする方へ ご自由にお入りください」との看板。入り口はワイヤが巻かれているので取り外して中へ。敷地内にはなぜか休憩所が。大きなガジュマルといい、入り口付近から雰囲気全開です。

 

佐司笠桶川 世果報御井小

佐司笠樋川(サシカサフィージャー)
道入り口の看板には「指司笠樋川」とあります。第二尚氏の第三代国王尚真王の長女・佐司笠按司加那志が掘り当てたといわれる樋川で、階段下に厳かな雰囲気で現れます。

世果報御井小(ユガフウウカグワー)
佐司笠樋川と同じ敷地内にある。「王朝時代より炊事、洗濯など生活用水として使われた泉」と看板にありました。途中石のトンネルを潜るのですが、ここで空気が一変したような。急にひんやりしたような。ちょっと背筋がゾクッとします。

 

玉那覇味噌醤油工場

2010年に那覇市の都市景観賞を受けた玉那覇味噌醤油工場の石垣。古い建物と石垣の苔がレトロな昭和時代を醸し出します。ここはですね、かなり必見です。見た瞬間なんとも感動的でしたから。

 

仲田殿内跡

仲田殿内跡
琉球王国時代の士族、仲田家の屋敷跡。現在は玉那覇味噌醤油工場があります。創業が安政年間という老舗で手作り無添加の味噌と醤油を販売しています。

 

安谷川御嶽 安谷川

安谷川(アダニガー)
相方積みの石垣に囲まれ、1mほど掘り下げられた、地域住民が利用した共同井戸。15世紀中ごろの古謡に歌われていた古い史跡。石垣の苔と無造作に伸びた草木が古い歴史を象徴してるかのよう。

安谷川御嶽(アダニガーウタキ)
朱塗りの格子と宝珠が乗った石造りのアーチ門が特徴の御嶽。宿道沿いにあるので目立ちます。

 

ピンクダチュラ

ピンクダチュラの花。散策中至るところで目にした花やフルーツの案内板。ヒラミレモン、シークワーサー、バナナなど南国の沖縄らしい独特な果物や植物を育てている各住宅で紹介されている。

 

新垣菓子店 宜湾朝保生家跡

宿道には琉球菓子元祖 本家「新垣菓子店」もあった!

宜湾朝保(ぎわんちょうほ)生家跡
ここは看板だけ。「琉球処分直前の三官司で和歌人としても著名」とある。途中にあった羽地朝秀(はねじちょうしゅう)生家跡も看板のみ。

 

宿道入り口 金城ベーカリー

もう一つの宿道入り口に出てきました!ここから儀保駅へは徒歩約3分。

金城ベーカリーのランチはパン食べ放題(徒歩:1分47秒)
儀保駅周辺グルメといえば老舗の金城ベーカリー。8時から17時はコーヒー、紅茶付で120分間パン食べ放題をやっています。500円前後の料金なのでチャレンジしてみる価値あり。

 

儀保駅周辺は城下町の名残が残る坂と細道の町。初めて散策したんですが、沖縄ならではの旧跡・史跡の数々は渋い隠れ家的観光名所かもしれません。道には迷ったものの約2時間で散策できました。ぜひ天気の良い日には散歩がてらに散策してみてはいかがですか。

 

15.首里駅

首里駅

やっと最後の駅です。疲れた、疲れたよ。早く家に帰りたい。がしかし最後にメーンが残っていたとは。首里駅といえば世界遺産で有名な首里城公園のあるところ。最後の最後で手を抜くなんて、そんなもったいないことできる訳がない。そこで最後の駅は検証を絡めて散策してきました。

 

首里城公園へ行くなら看板が目印!?

首里駅

首里駅から首里城公園までの道のりを看板だけで果たして行けるのでしょうか。それを検証してみたいと思います。

 

首里城公園 看板01

まず改札口の目の前に、最初の看板。左側の南口へ進むようにとの矢印があります。

 

首里城公園 看板02

駅の階段を下りてそのまま直進すると右側に再び看板が。直進するようにとの矢印がありました。

 

首里城公園 看板03

そして大きな鳥掘交差点に差しかかるとまたまた看板。よく見ると左上に「信号渡って突き当たり右へ直進」とあります。

 

首里城公園 看板04

突き当たりを右に直進するとすぐに看板を発見。こちらもそのまま直進の矢印。

 

首里城公園 看板05

途中、赤瓦屋根のローソンとファミリーマートが向かい合わせにあり「龍潭通り」の看板。龍潭通りを歩いていたんですね。そこを通過すると左への矢印。

 

当蔵交差点

当蔵交差点を左折。なぜか交差点横の広場に不思議なオブジェ。一体これは何なのでしょうか。

 

沖縄県立芸術大学

すると沖縄県立芸術大学の入り口にはカラフルなシーサーときれいなステンドグラスを発見。

 

沖縄県立芸術大学前

その先は車は通行止め。歩行者天国の歩き放題です。でもなぜか歩道を歩いてしまうこの不思議。そして首里城が見えてきました。

 

円覚寺前

道の途中で史跡を発見。左側にある円覚寺跡。円覚寺総門は閉まっていますが、門内の放生橋は見ることができます。

 

弁財天堂 円鑑池

右側には天女橋と弁財天堂。それを取り囲むように円鑑池がある。遊歩道は奥まで続いており龍潭池まで行くことができます。 

 

久慶門

高くそびえる石垣を横目に進んでいくと、最初に目にする門が久慶門。看板には「この門からは入れません」と注意書き。そう、この門は出口なのでした。

 

園比屋武御嶽石門

そしてやっと入り口付近。まず目にするのが園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。世界遺産の御嶽です。

 

守礼門の後ろ姿 歓会門

園比屋武御嶽石門から右手にはあの有名な守礼門。しかしここから見えるのは守礼門の後ろ姿。記念写真は正面から撮りましょうね。左手には入り口の歓会門(かんかいもん)が見えます。やっと到着と思いきや歓会門からさらに石垣の階段を上っていく。瑞泉門、漏刻門、広福門と通り抜け、有料施設の入り口が奉神門。実はそこが首里城の入り口です。駅から歓会門までは徒歩15分弱といったところです。

 

首里城の丸いポスト

そして肝心な首里城を撮り忘れてきたので、那覇に2つしかない丸いポストを載せてしまいましょ。首里城の駐車場「首里杜館(すいむいかん)」前にあります。そして実際には撮り忘れたので載せられない!ではなく上ってないから撮ってない!が正しい見解です。

 

検証の結果

「首里城公園までは看板を目印にすれば行くことができる!」

さすが国営ですね。看板通りに行った正規ルートがこちら。


大きな地図で見る

考えてみれば検証すること自体が、ある意味間違いだったのか。気づいたときにはもう遅いです。でもこれで安心して徒歩散策を楽しめますね。それがわかっただけで良しと思うことにしておきます。

 

沖縄都市モノレール「ゆいレール」の不思議

ゆいレールのレールは上りと下りで各1本ずつの合計2本。ですが1本のレールを単純にそのまま往復するのは不可能。想像してみてください。後続車両が来てるのに折り返しするのは不可能ですよね。そこで大きな分岐器が登場します。

 

ゆいレールの分岐器

簡単な構図です。この分岐器が上下に斜めに動くことで自由自在に車両をホームへ誘導し、発車時は下りレールへ誘導してくれます。

 

分岐器を通過するゆいレール

こんな感じで分岐点をゆいレールが入ってきます。これは分岐器が斜めになっている状態。そして分岐器が切り替わるこんな映像があるのでぜひご覧ください。

よくよく見るとなんだか面白いゆいレールの分岐器切り替え。これによって自由自在に車両方向を変えられるんですね。

 

沖縄都市モノレール「ゆいレール」から見た展望編

高い位置を走行するゆいレールは那覇市内だけでなく遠くに海を望むこともできます。そして時間帯によっては夕焼けや夜景も楽しめるそんな楽しい乗り物でした。

 

沖縄都市モノレール

那覇空港駅を出発してすぐ沖縄都市モノレール株式会社の真横を通過します。ゆいレールの待機してる様はなかなかのわくわくもの。ちなみに動いている車内から景色を撮るのはなかなか難しいです。ぶれるぶれる、ピントがぶれる、手元がぶれる。

 

ゆいレールから見える夕焼け

古島駅から市民病院前駅へ向かう途中、急に高台へと上っていくため視界が開け遠くに海が望める。これは夕暮れ時。雲がなければきれいな夕日が見られますよ。

 

ゆいレールから見える夜景

市民病院前駅付近からの那覇新都心の夜景。そして儀保駅付近からは首里城のライトアップが見えます。(後編に写真あり)

 

まだまだあります!ゆいレールの不思議

駅ごとに違うデザインの装飾が施されています。改札口を入った壁にはアートガラス。改札口を入ってすぐ足元にはアートタイル。改札口前にあるシーサー。すべての駅ごとにデザインが違います。

そして各駅のメーンカラーが3駅ごとに変化してるのはご存じでしょうか。

  • 1.那覇空港駅、2.赤嶺駅、3.小禄駅=青
  • 4.奥武山公園駅、5.壺川駅、6.旭橋駅=緑
  • 7.県庁前駅、8.美栄橋駅、9.牧志駅=黄色
  • 10.安里駅、11.おもろまち駅、12.古島駅=オレンジ
  • 13.市民病院前駅、14.儀保駅、15.首里駅=赤

ゆいレール 各駅の看板

よく見ると色は同じでも柄が違います。15駅分のデザインが存在するとはよくよく見ないと気づきません。じっくり見るととても面白いアートの世界。そんな視点も合わせて散策するとより面白楽しいゆいレールの旅ができそうですね。

 

最後に、今回の反省。

多々反省が残る今回の旅。やはり計画性が無さ過ぎたのか。散策にも記事を書くにも時間がかかり過ぎ。そこで今後のために今回の反省点をまとめてみました。

  • お店がまだ開いてなかった件(再び来店)
  • 道に迷った件(時間のロス)
  • iPhoneストップウオッチで時間を計ること自体が間違いであった件
  • iPhoneの充電が切れ途中で充電休憩を余儀なくされた件
  • 突撃取材が無謀だった件
  • 写真の選択にエライ時間がかかった件(撮り過ぎた)
  • iPhoneのキャプチャーが訳がわからなくなっていた件

iPhoneストップウオッチ機能

キャプチャーを撮ったはいいが、カメラロールを見たら多数のストップウオッチ画像。何がなんだかわからない状態。これを整理するのに時間がかかるとは。思わぬ落とし穴です。次回からはきちんとメモしましょう。

散策した合計時間:25時間

撮影した写真枚数:2,542枚

膨大な時間と撮影枚数が物語る、今回の試練の旅。反省点満載ですが、一つだけわかったことがあります。決して1日で15駅を周遊するのはお止めください。観光どころか疲れ過ぎて全く楽しめません。そして翌日は撃沈!それでもチャレンジしたいという方はぜひその勇気をWebにアップしてくださいね。そして、ご旅行は計画的に!

 

沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗って面白各駅停車の旅。前編、後編、特別編と3部作でお届けしてきましたが、いかがでしたか。地元沖縄に住んでいながら知らなかった場所、知らなかった由来など散策していて面白くてたまらなかったです。皆さんもそんな感覚でご覧いただけたなら幸いです。そして突撃取材にも係らず多大なるご協力をいただきましたこと大変感謝いたします。

次は、あなたの町にも突撃取材!!!(全く反省できてません)

情報提供元/写真提供元:沖縄都市モノレール株式会社

 

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沖縄在住のライター。通常はWeb系の仕事もしつつ、おもしろとグルメとWebを追いかけながら弾丸トークで邁進中。2014年は、「ほどほどに真剣な表情だけは見せつつ、適当に切り抜けたい。」と密かに企んでいる。Twitter

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