キアヌのトンでも忠臣蔵!!『47RONIN』ハリウッドで蘇った武士道ファンタジー

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キアヌのトンでも忠臣蔵!!『47RONIN』ハリウッドで蘇った武士道ファンタジー

キアヌ・リーヴスの出演予定作にどうやらハリウッド版忠臣蔵があるらしい。

そういうニュースを初めて耳にしたのは、4,5年も前だったような気がする。そのとき、半信半疑だったその噂は、果たして本当だった。

日本の史実をベースに、全く新たなストーリーが創造され、キアヌを除くメインキャストは全員日本人、全編英語のファンタジー時代劇が誕生した。

冒頭にユニバーサルのロゴで登場する地球が、日本の上空まで回って物語がはじまる。確かに、この作品の舞台は、日本。観客がよく知っているのとは異なる、もう一つの日本だ。

【YouTube:VISO Trailers

 

もうひとつの忠臣蔵

キアヌが演じるのは、異国人との混血であるがゆえ棄てられ、天狗に育てられたとされる男、カイ。

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彼は、自分の命を救ってくれた赤穂の名君、浅野内匠頭(田中泯)に忠誠を誓っていたが、異形であるがゆえの差別を受けて生きていた。

一方、隣国の吉良(浅野忠信)は、密かに赤穂を手に入れようと狙っており、吉良に仕える魔女ミヅキ(菊地凛子)の妖術で乱心した内匠頭は、吉良を襲った罪で切腹を命じられる。さらにカイと内匠頭の娘ミカ(柴咲コウ)との淡い恋。

しかし、ミカは赤穂を併合しようと企む吉良に嫁ぐよう、将軍から命じられてしまう。

 

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復讐を誓うのは大石内蔵助(真田広之)ほか、キアヌ・リーブスを加えた47人。内匠頭の吉良への刃傷沙汰を妖術のせいにするあたり、脚本の処理は実に上手い。

そして、陰謀の陰には必ず魔女ミヅキが居て、全てを操っている。

 

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妖艶なオーラをまとった菊地凛子は、悪の化身として作中では吉良よりも扱いが大きい。むしろ、カイと対決する巨悪の正体は、吉良ではなくミヅキなのだ。

日本の武士道に着想したファンタジーの行方に好き嫌いは大きく分かれるかもしれない。しかし、『47RONIN』は紛れもなく、ハリウッドが史実に敬意を表しながら作ったもうひとつの忠臣蔵だった。

 

『47RONIN』は12月6日より3Dで全国ロードショー

ハリウッド版の忠臣蔵には、屋敷ではなく城が登場する。吉良の鉄壁の城をゲリラさながらよじ登り、大石たちは次々と奇襲をかけていく。

広告映像で数々の受賞経験をもち、本作で劇場映画の監督デビューを飾ったカール・リンシュが繰り出す、新しいデザイン、ヴィジュアルにあふれた伝説の物語。

果たして、その結末は忠臣蔵をなぞるのか!! その答えは……ぜひ、劇場へ。

 

「47RONIN」公式サイト

画像参照: 「47RONIN」facebookページ

 

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遊びと美味しい酒のために仕事をする、しがない企画屋。 エンタテインメント業界からIT業界までを渡り歩き、身体には熱いアルコール濃度の血がたぎる。 バーテンダーたちからは、「食べているときだけ大人しい人」と呼ばれる酔狂侍。 最大の弱点は雨の日と月曜日。 twitter

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