効能の半分以上はインチキだった!? 温泉の泉質や効果を、湯巡り日本一周中のたかちが解説

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たかちたかち

効能の半分以上はインチキだった!? 温泉の泉質や効果を、湯巡り日本一周中のたかちが解説

この夏は、オシャレなTシャツとロングスカートで涼しげシンプルな女子を演出したい、たかちです。涼しげに見せるためには痩せなきゃならない。

 

温泉で「こんなに効能書いてあるけどホントに効くのかよ」って疑ったこと、ありませんか?

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私、温泉JAPANという温泉メディアサイトで、現在、湯巡り日本一周をしております。

温泉の泉質や効能に関して、知識が全くないままに出発したのですが、さすがに数ヶ月も経つと、分かる分かる温泉の仕組み。
今までスーパー銭湯で満足していた自分が恥ずかしい…!(スーパー銭湯の良さもあるんだけどね)
この夏、お出掛け先で温泉に入る方も多いと思います。
その時にこの記事を思い出して、「ああこれはこういうことだったのか」、なーんてことになったらうれしいわけです。
知識 gonna アウトプット。温泉を徹底解説してみます。

 

たくさん羅列されている、温泉の効能のカラクリ

あらゆる癌

別府で見つけた、「あらゆる癌」に効く温泉

 

例えば、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動まひ、うちみ、くじき、慢性的消化器病、冷え性、疲労回復、健康促進…。
ホントかよって思うくらいに並べられたこれらは、半分以上が「その温泉じゃなくても得られる」効能です。

温泉の効能は「一般的適応症」「泉質別適応症」に分けられます。
一般的適応症というのは、上記に羅列したような「入浴によって得られる効能」のこと。詰まるところ、自宅のお風呂でも良いわけ。
温泉と一言に言っても10種類もの泉質があり、それぞれに「泉質別適応症」、つまりは「その温泉だから得られる効能」があるのです。

追いかけるべきは「泉質別適応症」、重視すべきは「泉質別適応症」。
「温泉って美肌効果あるのよね、体に良いのよね」とか言って、そのへんの適当な温泉に入るだけではもったいない!
ぜひぜひ違いを感じてもらいたいのです。というわけで、10種類の泉質をざっくりご紹介。

 

それぞれ個性あふれる9種類の温泉

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海が見える温泉、ということは?

 

湧出している湯中の成分で9種類に分けられます。
数値でいくつ以上だとこれに当てはまる、という感じなので、「基準は満たしてないけれど、その効能が期待できる温泉」もあります。

単純温泉

日本で1番多い泉質がこの単純温泉。「泉質別適応症」はなく、基本的に効能は「一般的適応症」だけです。
そのへんで掘り当てたなんでもない湧き水を湧かしているところもあれば、基準を満たしていないだけでこれが単純泉!?とびっくりするほど気持ち良いところもあります。
狙い目はアルカリ性(pH値の高い)の強いところ。アルカリ性が強いと美肌効果が期待できるのです。

塩化物泉

日本で2番目に多い泉質。主に海沿いに湧く、塩の湯です。
肌感はさっぱり系!塩のパックで湯冷めがしにくく、全身の芯までぽかぽか温まります。
海でたくさん遊んだ後に近くの温泉に入ると、日焼けとかで痛そう。

炭酸水素塩泉

重曹成分がたっぷり入っており、しっとり美肌湯の典型と言われています。
肌感はぬるぬるつるつる!アルカリ性も強いと、ホント、化粧水やローションに浸っているような感じになります。

二酸化炭素泉(炭酸泉)

炭酸ガス濃度が1000ppmを越えたもの。温度が30℃前後の源泉に入れば、まるで炭酸ジュースのように肌に気泡がつきます。 日本にこの泉質は少ないので、ホンモノの炭酸泉を味わいたければ大分県竹田市の「ラムネ温泉」へGO! 最近ではスーパー銭湯などでも人工炭酸泉が人気みたいですね。血管を広げる働きがあるので、血行促進に効果があります。心臓に負荷をかけずに血流を良くするので「心臓の湯」とも呼ばれます。

硫酸塩泉

酸性、火山近くの温泉によく見られる泉質。いくつか種類はあるのですが、基本的には浴用+飲用で効果が期待できます。飲めば肝臓や消化器に効き、お通じが良くなったりもします。入浴するだけなら動脈硬化に効果大! 酸性であれば殺菌能力に優れているため、しっとり美肌というよりは皮膚病やアトピーなどに効くのです。

含鉄泉

他の泉質に「含鉄 - ○○泉」という感じで登場する泉質。その名の通り鉄分を多く含んでおり、鉄がさびたような匂いがします。 浴用・飲用すれば貧血に効果アリ。更年期障害にも鉄分は効くので、「婦人の湯」とも呼ばれます。

酸性泉

硫酸塩泉と同様に並ぶ火山近くの温泉。ぱりっと弾く酸性湯は、湯治や療養にもってこいの泉質です。
舐めてみると本当に酸っぱかったりします。殺菌能力が高く、皮膚病やアトピーに効果大!しっとり美肌とはほど遠い温泉なのです。

硫黄泉

よくある「たまごの腐ったような匂い」と表現される、硫黄成分がたっぷり入った温泉です。 酸性が強い場合でなければ、基本的には角質を落とすつるつる美肌湯。「生活習慣病の湯」とも呼ばれることがあり、硫黄のガスを吸い込むことで動脈硬化や糖尿病に効いたりもします。

放射能泉

ちょっと怖い名前ですが、適量な被曝は体に良いんですよ。「ラジウム泉」とか「ラドン泉」と呼ばれています。
万病に効く!とも言われる放射能泉は、基本的には療養・湯治向き。痛風、動脈硬化、婦人病、皮膚病などに効きます。 浴用&飲用で効果は増大。放射能泉のガスを吸い込むことで内蔵が活性化するので、体の内から美人になれる、とも表現できます。

 

あなたの町の温泉はどのタイプ?

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温泉旅行は泉質だけじゃなくて、雰囲気も大事。

温泉を巡って日本を一周しています。有名湯本は数あれど、日本全国に温泉が湧いているのは事実。
あなたの町にもきっと湧いてると思うのですが、いったいそれが何に効くのか、知っていると楽しいかもしれません。

 

余談ですが日本一の温泉街である、別府の市民の皆様皆さまは、上記のような泉質事情にとても詳しくて驚きました。やっぱり日頃入ってると分かるんだろうなあ...…スゴいなあ...…と感心したのです。

 

温泉JAPANでの私の連載はコチラから読めます。

 

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