Massive B熱狂の秘訣?! NYラジオ局「Hot 97」&イベント「Fire Sundays」潜入取材!

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北野 啓太郎

Massive B熱狂の秘訣?! NYラジオ局「Hot 97」&イベント「Fire Sundays」潜入取材!

NYブリックリンで毎週日曜夜に開催の「FIRE SUNDAYS」(ファイヤー・サンデーズ)は、『お客さんの大合唱が名物!』といえる程の人気パーティーだ。

なぜ、NYのパーティーピープルは熱狂するのか?

FIRE SUNDAYSを主催するMASSIVE B(マッシブ・ビー)への密着取材で、その秘訣が明らかになった。

 

Massive B「Fire Sundays」密着!NY音楽シーンの中心。

出演:MASSIVE B (Bobby Konders, Jabba, Majoy Hype)
出演・取材:KING JAM (Pikkal, Miki Rooney)
映像編集:Keitaro Kitano

こんにちは、音楽系ライターの北野 啓太郎(@KeitaroKitano)です。今回は日本とNYを拠点に活動するレゲエ・クルーKING JAM(キングジャム)協力のもと、ビデオカメラをもってアメリカ取材を敢行ました。

場所は、NYマンハッタンのFMラジオ局「HOT 97」、そしてNYブルックリンの「The Buzz Night Club」(バス・ナイトクラブ)。

撮れたてのヤバい映像は、上のYouTube動画をCheck !!

 

 

キングジャム インタビュー 
また、取材協力頂きました日本人サウンドKing Jamへ、Massive BについてNYでの印象など、いくつかインタビューさせてもらいました。

 

FMラジオ局「HOT 97」について教えてください。

Pikkal (King Jam):ニューヨークのラジオ局といわれてパッと思い浮かぶのが「HOT 97」「POWER 108」です。ストリート寄りの曲も掛かるのがHOT 97かな。結構みんな聴いていて、Hip Hop、R&B、REGGAEなど、ここで新しい曲をチェックしてる人は多いです。

 

取材したHOT 97「Fire Sundays」はどんな番組?

Pikkal:レゲエ界で長年トップで活動しているMassive Bっていうサウンドが、毎週土曜日、日曜日の夜に生放送している音楽番組です。

 

Massive Bって?

Pikkal:ボスのBobby Kondersは、元々ハウスミュージックのDJ兼プロデューサーで、ものすごい名曲を残してレゲエのフィールドに行った人なんですね。HOT 97では、かれこれ20年くらい番組をキープし続けていて、Hip Hopがメインのラジオ局HOT 97でレゲエを広めたパイオニア的存在の人なんです。

 

Massive Bは、NYの人はみんな知っているDJ?

Pikkal:そうですね。週末のメインタイムにオンエアされてるってのもあるんですけど、放送終了後、番組名と同じ「Fire Sundays」っていうタイトルでクラブイベントも行われているんです。「クラブへ行く前にHOT 97を聴いて、この人たちのイベントに行く」みたいな。そんな習慣があるくらい根付いています。

 

イベント「Fire Sundays」はどんな内容?

Pikkal:ブルックリンのクラブ、BUZZ(バス)っていうところでやってて。割合的にはHip Hopが6割くらいで、あとReggae、R&B、Socaとか。毎週700〜800人集客していて、盛り上がりというか大合唱率がスゴいんです。

 

クラブで大合唱?

Pikkal:僕らKing Jamも何度か「Fire Sundays」でプレイしたことがあるんですけど、煽り方っていうのがあって、例えば「ジャマイカのやつはいるか!」って言うたら、ジャマイカ人が全員ワーってなるみたいな。地元をレペゼントする文化がめちゃくちゃあって面白いっすよね。

 

人種のるつぼである、NY独特ですよね?

Pikkal:いや、日本でも同じですよ。例えば大きいイベントが大阪であるとして、「京都のやつ手をあげてくれ」「和歌山のやつ手をあげてくれ」、そして最後は地元の大阪をシャウト。自分が客の立場で来ていて、すごい有名なDJとかアーティストに「京都のやつ元気かー!」とか言われたら、やっぱり嬉しいと思うんですよね。その感覚だと思います。

<Point !! - 人々が熱狂する秘訣 ->
・ラジオ番組を聴いて、そのままクラブへ流れる一体感。
・番組を聴いているので、お客さんが曲を良く知っている。
・お客さんの出身地をシャウトする。その国の曲を掛ける。
・20年以上、長年活動し続けている。

FIRE SUNDAYS - MASSIVE B (HOT 97)

《人々が熱狂しつづける秘訣》は、もちろんDJプレイの上手さがあってのことですが、『ラジオとクラブの一体感』『ユーザーの地元意識を大切にする』というところに秘訣があったようです。

他にも、番組中にリスナーと電話でつないで直接声を聞いたり、SNS、特にInstagramでのファンコミュニケーションが盛んで、カッコいい写真から面白動画まで日々アップしながらユーザーとの交流を深めてます。

NYへ行った際は、ぜひラジオとクラブで注目の「Fire Sundays」を体感しよう! 

 

なぜ、MASSIVE Bジャパンツアーを?

KING JAM UNLIMITED TOUR 2014 meets MASSIVE B JAPAN TOUR 2014

Pikkal:僕、元々NYに2000〜2005年くらいまで5年間くらい住んでて、Massive BはNY行きを決心した切っ掛けになった人たちでもあるんです。日本でHOT 97のカセットテープが売ってて、それを「かっこいいなぁ」ってすごい聴いてる時期とかあって。

NYへ行って初めてBobby Kondersに会った時は、「うわー本物や…」みたいな。今年、僕らKing Jamがグループとして活動させてもらって、ちょうど15年目になるんです。その節目の年はやっぱり、思い入れのあるMassive Bだな! って。

 

ジャパンツアーは、どんな人が楽しめるイベントですか?

Pikkal:もちろん普段レゲエ聴いてる人はぜひ! Massive Bはレゲエのグループとはいえ、ブルックリンでやってるんで、Hip HopとかR&Bも掛け方もカッコいいんですよ。Hip HopのDJと違って、レゲエ独特のタイミングとかミックスが新鮮で面白いって感じてもらえると思います。

 

KING JAMよりエンタメウス読者にメッセージ!

Special Thanks, King Jam & Massive B !!

 

今回は、国籍、人種、カルチャー、音楽など、様々なるつぼであるアメリカ・ニューヨークで話題の情報をお届けしました。そして、熱狂とは一方的な発信だけでは生まれないこともわかりました。ユーザーを巻き込み、コミュニケーションをとりながらエンタテイメントを提供しつづける。

言われてみれば基本ですが、それを実践し続けているのがMassive Bなんです!

 

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北野 啓太郎

ライター、エディター。音楽系ウェブマガジン編集長を経歴し、現在、業界・世代の枠を越えたフィールドで、より沢山の人に楽しさや勇気を伝えるべくフリーランスとして活動中。[Like] レゲエ、物書き、映像編集、写真、Mac。(1973年生まれ。大阪出身、東京在住) ブログ Swingin' Thinkin'

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